いま話題の「バターコーヒー」てどんなもの? MCTオイルとの関係は?手軽にコンビニでも手に入る!

MCTオイルとセットで一般に広く知られるようになったバターコーヒー。

「MCTオイルってバターコーヒーに入れるオイルでしょ?」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。バターコーヒー自体はとあるダイエット書籍からその名を知られるようになった飲み物ですが、実はそのルーツはかなり古いものだと言われています。

日本人には馴染みがないですが、バターを飲むという食事方法は古くから取り入れられているものなんです。この記事ではバターコーヒーのルーツや正しい飲み方、バターコーヒーにはなぜMCTオイルが欠かせないのかを紹介します。

バターコーヒーの始まりは?


今やダイエットを意識したことのある人なら、きっと一度は耳にしている「バターコーヒー」突如登場してブームになりましたが、どのように世の中に登場したのでしょうか?

バターを飲む文化は古くからある

バターコーヒーの始まりを紹介する前に、実は「バターを飲む」という文化は古くからあることをご存知でしょうか?

有名なのはチベットのバター茶です。チベットは標高が高く、朝晩と日中の寒暖差が激しい厳しい気候の土地です。そんな厳しい気候に生きる人々が、古くから健康のために飲んでいるのがバター茶なんです。

黒茶にバターをさらに生成した「ギー」という特殊な乳脂肪と塩を入れ、専用の道具でよーくかき混ぜたもの。現地の人はこれを1日に何杯も飲むそう。お茶というより日本人でいう味噌汁のような、スープのような感覚で飲むそうです。
エネルギー源として欠かせない脂肪分、塩からはミネラルを摂取でき、温かい飲み物で体も温まる。不足しやすい脂肪分や栄養素を手軽に摂取できる、健康維持に欠かせない飲み物なのです。

バターコーヒーはある書籍をきっかけにブームに

バターコーヒーはこのバター茶にヒントを得て生まれたと言われています。そしてバターコーヒーがブームになるきっかけとなったのは『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』という書籍です。

この書籍にはバターコーヒーだけでなく、健康な体作りのための食事法が事細かく紹介されているのですが、バターコーヒーは中でも手軽なこと、日本人はコーヒー好きが多いことなどから一気に広まっていったと思われます。
そしてバターコーヒーにMCTオイルを入れるレシピも、この書籍から広まりました。

バターコーヒーダイエットで痩せた人が続出!?


もう一つ、バターコーヒーダイエットが急速に広まった理由に「バターコーヒーダイエットを実践して、本当に痩せた人が続出した」ことが挙げられるでしょう。

芸能人など、影響力のある人たちもこぞって実践し、体重の現象やお腹ぽっこりが解消したことなどをSNSやブログで発信していましたよね。
そして芸能人に限らず、一般の人も成功体験をSNSに数多くアップしていました。「手軽でしかも効果が出る」そのイメージが瞬く間に広まり、ダイエット方法の一つとしてバターコーヒーは定着しました。

しかし変わらない食生活や生活習慣を継続したまま痩せた方はいないのではないでしょうか。
ご存知の通りバターは高カロリーです。しかもバターコーヒーには大さじ1から、と大量のバターを使用します。
いままで通りの食事にただバターコーヒーをプラスしたら明らかにカロリーオーバーです。痩せるどころか太ってしまうでしょう。さらにバターコーヒーにはMCTオイルも入るので見た目や口当たり以上に高カロリーなことを忘れてはいけません。

バターコーヒーダイエットの正しい実践方法は「朝食をバターコーヒーに置き換えること」。朝コーヒーだけじゃお腹空いちゃうと思うかもしれませんが、それを助けるのがMCTオイル

MCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、素早くエネルギーになりかつ満腹感を持続する働きがあります。MCTオイルを入れることでバターコーヒーという飲み物だけで昼までお腹が空かず、かつバターコーヒーには糖質が含まれないので、脂肪が効率よくエネルギーになり、ダイエットにつながるという仕組みです。

バターコーヒーとMCTオイルはセット、というイメージはあながち間違いではなく、バターコーヒーダイエット成功のためにはどちらも欠かせない存在なんです。

大切なのは良質な脂

MCTオイルと並びバターコーヒーに欠かせない要素があります。それは「良質な脂」です。

イメージが先行しすぎたためか、間違ったバターコーヒーダイエットを行なってしまっている人も中にはいると思います。バターコーヒーダイエットで重要なのはバターそのものではなく、効率よくエネルギーになる良質な脂です。
「バターならなんでもいいんでしょ?」「マーガリンに置き換えられるんじゃない?」など間違った知識でバターコーヒーダイエットを実践しては痩せるどころか健康を害してしまう可能性も。

バターコーヒーダイエットに使うのはグラスフェッドバターと呼ばれる無塩バターです。これは牧草のみを食べて育った牛のミルクで作られたバターで、スーパーなどでよく見かけるバターとは異なります。最近は大型スーパーや輸入食品のお店で手に入るようになったので、探してみてください。ネットでは業務用の5kgサイズなどがお得に手に入りますよ。

そしてバターコーヒーダイエットに欠かせないもう一つの良質な脂がMCTオイルです。バターコーヒーダイエットのメリットとして、「午前中の集中力がすごい!」「朝飲んで昼までお腹が空かない」と言ったことも挙げられます。実はこれもMCTオイルのおかげ。

MCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸は素早くエネルギーになることで、午前中から元気に過ごせませます。またバターコーヒーには糖質が含まれないので、眠気や気だるさの原因にならないのです。そしてMCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸にはC8、 C10、C12と長さの違いによっていくつか種類があります。この脂肪酸の長さが短いほど素早くエネルギーになり、長いほど満腹感が持続する特徴があります。

「バターコーヒーだけだと、お昼前にお腹が空いてしまう」という人は、C12(ラウリン酸))が多く含まれ、満腹感が長続きするMCTオイルをチョイスしてみてくださいね。
→■C12(ラウリン酸))が多く含まれるLAURINのMCTオイはこちらから

バターコーヒーはコンビニでも買える


「朝バターコーヒーを作る余裕もない」「色々買い揃える前に、試しにバターコーヒーを飲んでみたい」という方はコンビニで買ってみてはいかがでしょう?

ファミリーマートでは、グラスフェッドバター(牧草のみ食べる牛のミルクで作られた無塩バター)を使ったチルドカップのバターコーヒーを販売しています。パックジュースのように買ってすぐに飲めますし2021年4月現在販売されているものは王道の甘くないバターコーヒーと甘さを加え飲みやすく仕上げたバターコーヒーの2タイプあり、好みで選べるのも嬉しいですね。もちろんファミリーマートで販売しているバターコーヒーにもMCTオイルは入っています。

実際購入する際は、店舗によって取扱状況が違う可能性があるので一度問い合わせてみてください。

歴史のある文化から生まれたバターコーヒー


チベットのバター茶に始まり、現代ではバターコーヒーにアレンジされ広く根付いているバターという良質な脂を丁寧に摂取する文化。美味しくて、手軽で、ダイエットもできて健康にもいい、いいことづくめなバターコーヒー、あなたも始めてみませんか?

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