MCTオイルを使ったダイエット法は、ゆるく糖質制限(ケトジェニック)をしつつ肉類や魚介類も食べることができるダイエット法。数あるダイエット法の中でも、副作用や空腹感が少ないことから近年人気が高まっています。せっかくMCTオイルを使ってダイエットに挑戦するなら、MCTオイルの使い方を知って、効率的にダイエットをしたいところ。
この記事ではMCTオイルの効果的な使い方や手軽に作れるレシピなどをご紹介します!どれも簡単なものばかりですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
MCTオイルは午前中の摂取が効果的
MCTオイルは、朝から夕方までの摂取をおすすめしていますが、特に午前中の摂取が効果的です!
効率的にエネルギーになり、満腹感が長く続く
MCTオイルは糖質の代わりにエネルギーになる性質を持つため、空腹を感じにくくなると言われています。「満腹感が長く続く」ため、朝に摂取することによって
- 少量の食事でも満足感が高くなる
- 間食などを控えるようになる
- お昼ご飯の量が減る
など、食事量がぐっと減ります。ダイエッターにとって良いことづくめです!
午前中から元気に過ごせる
MCTオイルは、ココナッツオイルが原料です。摂取後すぐにエネルギーになりやすいので、朝から元気に過ごすことができます。ダイエット中は、食事制限が辛くなりがちですが、MCTオイルを利用すれば空腹感は軽減されます。
MCTオイル自体のカロリーは高めですが、脂肪の燃焼を助けてくれる「ケトン体」を生成することもあり、摂取しても脂肪になりにくいところもポイントです。
MCTオイルのおすすめレシピ
午前中の摂取がおすすめのMCTオイルは、ドリンクのようにごくごくとオイルを飲むのはNG。料理や飲み物にMCTオイルをドレッシングのようにかけて使用しましょう。
MCTオイルは無味無臭で活用しやすいため、様々な料理との相性がよく、気軽に取り入れやすいところが大きな魅力です。MCTオイルを使った定番レシピをご紹介していきます。
定番のバターコーヒー
MCTオイルを使用した定番レシピといえば、バターコーヒー。バターコーヒーとは、シリコンバレー式ダイエットで話題になったダイエットレシピのこと。
コーヒーに無塩バター(牧草のみ食べる牛で作られたバターのグラスフェッドバターがベスト)とMCTオイルを混ぜるレシピの飲み物です。
※グラスフェッドバターは、『ギー』という商品が有名です。コストコなどで販売されています。
また、バターコーヒーは便秘解消に効果的で、ダイエットで便秘になりがちな身体をうまくサポートしてくれます。有名芸能人のSNSでもバターコーヒーの話題がたびたび取り上げられており、バターコーヒーを実践されている方も多数。
最近では、バターコーヒー専門店も登場しました。訪れた方からは「マイルドで飲みやすい」と好評で、バターコーヒーの認知も広がってきました。
バターコーヒーのおすすめレシピ
バターコーヒーのおすすめレシピを紹介します。
<材料>
- コーヒー 200ml
- グラスフェッドバターまたは無塩バター 10g
- MCTオイル 5g
<作り方>
- マグカップに半量のコーヒーや他の材料をいれて、ミルクフォーマーやハンディミキサーで十分に混ぜ合わせる。
- 残りのコーヒーを注ぎ、よくスプーンでよく混ぜ合わせたら出来上がり。
このレシピのポイントは、ミルクフォーマーやハンディミキサーを使って、しっかりと乳化させること。初めて作る際は「こんなにバターとオイルを入れるの?」と驚いてしまうかもしれませんが、量を減らすと結局空腹になってしまい間食しがちになってしまうため本末転倒です。まずはレシピ通りに作ってみてくださいね!
朝食レシピと相性が抜群
MCTオイルは午前中の摂取をお勧めしていますが、朝食で食べるレシピはMCTオイルと相性が良いので、取り入れやすいところが魅力。MCTオイルには朝食のどんなレシピが合うのでしょうか。
お味噌汁やスープにプラス!お味噌汁やスープにMCTオイルを使用することができます。いつも飲んでいる好きなレシピのお味噌汁やスープにお好みで加えてみましょう。
暖かい飲み物に混ぜることは、体を温めて目覚めさせるのと同時に、胃に負担なくMCTオイルを摂取することができます。但し、たくさん入れてしまうと油っぽくなってしまいますので、少量がおすすめです。
グラノーラやヨーグルトにかけて
オシャレな朝食の定番、グラノーラやヨーグルトにもMCTオイルはおすすめです。
ダイエットのグラノーラとヨーグルトにMCTオイルをかけた朝ご飯レシピは手軽に作れますので、朝ご飯を作る&食べる時間がない時にもぴったりです。(但し、グラノーラはフルーツグラノーラではなく、有機グラノーラの方がカロリーや脂質が低いです)
豆乳や野菜ジュースとも相性バッチリ
ダイエット中の栄養補給としても人気のある豆乳や野菜ジュースのレシピもMCTオイルと合わせてみましょう。野菜ジュースは、言わずもがな野菜の栄養がたっぷり詰まっています。
豆乳は、豊富なたんぱく質や良質な脂質が摂取できることと、油分と水分を乳化させる作用がある「レシチン」が含まれており、MCTオイルの消化器官への刺激を抑えることができます。こちらもちょい足しするだけのお手軽レシピです。
スムージーに混ぜれば最強メニューに
作った料理にMCTオイルをかけて食べるのは油っぽさが気になる…という方というには、スムージーのレシピがおすすめです。このレシピも、ポイントはバターコーヒーと同じ。しっかりとスムージーに入れる食材とMCTオイルを十分に混ぜ合わせましょう。ミキサーやジューサーなどを使うとよいでしょう。
スムージーにさらにプロテインパウダーも混ぜたレシピなら、タンパク質、食物繊維、MCTオイルと栄養素がたっぷり入った最強メニューになります。手軽に作れますので、ぜひお試しください!その他、ドレッシングやマヨネーズをかけたサラダにMCTオイルをプラスするレシピも手軽な活用法として人気です。
MCTオイル摂取のポイント
せっかくMCTオイルを試すのであれば、より効果的な方法で試したいところ。 MCTオイルを効果的に摂取するには、いくつかのポイントがあります。
加熱をしない
MCTオイルは、発煙温度が150℃と低く、オイルを使用して揚げたり炒めたりすると煙が出たり泡立ちが起こり危険なため、加熱使用はNG。サラダやみそ汁などの料理にかける、まぜる形で使用してください。
大量に摂取しない
MCTオイルの1回あたりの摂取量は20g(およそ大さじ1杯)がベスト。
理由は、MCTオイル自体は高カロリーで、摂取し過ぎるとお腹が緩くなる、下痢などのトラブルも考えられます。まずは1日大さじ1杯から始めてみましょう。
朝はお好みのメニューにちょい足しでお手軽に使えます!
MCTオイルは、朝食レシピとの相性がよく、手軽に取り入れることができます。
朝ご飯のメニューにMCTオイルをプラスすることで、満腹感も長く続き朝から元気よく活動ができるため、仕事や家事も捗ります。ドレッシングやマヨネーズに混ぜる、みそ汁、グラノーラなどお好きなメニューにMCTオイルを少量加えてみましょう。味も香りもないので料理の邪魔になりません。
ぜひ毎日の朝食にMCTオイルをプラスして、楽しみながらダイエットを実践しましょう!