ダイエットの味方として人気上昇中のMCTオイル。
しかし中には「MCTオイルの効果的なレシピがわからない」「バターコーヒー以外の摂り方がわからない」「MCTオイルって夜にも摂取していいの?」など疑問がある方もいますよね。
そこで今回はMCTオイルの「夜の効果的な摂り方」とレシピをご紹介します。MCTオイルは私たちがいつも食べているアレコレにも簡単レシピで取り入れることができるんですよ。どれも簡単なMCTオイルレシピとなっているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ヘルシーレシピで夜の食べ過ぎ防止にも効果的
MCTオイルは自然由来である「中鎖脂肪酸」が主成分のオイル(油)。MCTオイルは脂肪として蓄積しづらく、体内にある脂肪を燃焼しやすくなると言われています。
夜はエネルギー消費が少ないためMCTオイルの摂取には向いていないと思われがちですが、実はMCTオイルは食べ過ぎ防止に効果的なんですよ。
タンパク質たっぷりの組み合わせで、ヘルシーでお腹いっぱい
夜のMCTオイルの摂り方におすすめなのは、たっぷりのタンパク質と組み合わせること。
タンパク質は肉類、魚類、乳製品などに含まれていますが、ダイエットに特にオススメなのが、
鶏ささみや豚ロース、さば、マグロ赤身、卵などの食べ応えある食品。食べ過ぎはもちろんNGなので、よく噛んで食べられる料理を選ぶのが大切です。
とは言え何を食べればいいかわからない…という方もいらっしゃると思うので、簡単に作れるMCTオイルレシピをご紹介しますね。
MCTオイルのおすすめレシピ
MCTオイルのレシピはグラスフェッドバターとMCTオイルを入れた「バターコーヒー」などが手軽で有名ですが、実は料理かけるだけの簡単レシピでも摂取できます。今回は中でも簡単に作れるMCTオイルのレシピをいくつか紹介します。
具沢山スープにプラス
忙しい平日の夜におすすめしたいのが、具沢山のスープにMCTオイルをプラスするレシピ。
中でもミネストローネは作り置きもでき、少しパスタを入れることで、ゆる糖質制限メニューとしてもバッチリです。MCTオイルの効果もあり、お腹いっぱいになれてダイエットにもなる最高のレシピですよ。
ちなみにMCTオイルは熱弱いので、スープを温めたあと仕上げに入れるのがポイントです!
具沢山ミネストローネのレシピ
簡単に作れるミネストローネのレシピ(4皿分)がこちら。
- じゃがいも:1個
- にんじん:1/2個
- 玉ねぎ:1/2個
- キャベツ:2枚
- にんにくのみじん切り:大さじ1
- オリーブオイル:大さじ1
- トマト缶:200g
- 水:4と1/2カップ
- コンソメ:3個(固形タイプ)
- 塩コショウ:少々
- MCTオイル:大さじ1
- じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、キャベツを1cm角に切る。
- にんにく、オリーブオイルを入れて熱し、香りが出たら(1)を加えて炒める。
- 野菜にある程度火が通ったらトマト缶を加え、水とコンソメを加えて煮立てる。
- 10分ほど煮たら塩コショウで味を整え、器に盛ったらMCTオイルをかけて完成。
野菜を切って煮ればOKという非常に簡単なレシピです。お好みで鶏ささみや温泉卵を加えるなどアレンジレシピでも美味しいですよ。
※MCTオイルは油ですが、炒めものには向いていません。にんにくを熱する際はMCTオイルではなくオリーブオイルなどをご使用ください。
市販のドレッシングをMCTオイルレシピに置き換え!
時短料理の味方である市販のソースやドレッシング。しかし実は市販のソースやドレッシングは糖質が多くダイエットに向いていません。これを醤油や味噌ベースにMCTオイルを合わせたお手製ソースやドレッシングに変えれば、チキンソテーやポークソテーなどの糖質制限メニューがさらなるダイエットレシピに変身します。
「お手製ドレッシングってどうせ手間がかかるでしょ」と思われるかもしれませんが、あっという間にできるレシピなのでご安心を!
MCTオイルのお手製マヨネーズレシピ
今回ご紹介するのはMCTオイルが入ったお手製マヨネーズのレシピ。マヨネーズは実はもともとオイル分が多く、糖質は少ない調味料。そのオイルをMCTオイルに変えるレシピでさらにダイエットに効果的になります。
そんなMCTオイルマヨネーズのレシピがこちら。
- MCTオイル:80g
- オリーブオイル:100g
- 卵黄:2個
- お酢:3g
- マスタード:お好みで
- 塩:少々
- 卵黄を混ぜ、オリーブオイルを少しずつ加えながら混ぜ合わせます。
- 全体に混ざったらMCTオイルを少しずつ加えながら混ぜ合わせます。
- お酢を少しずつ加えながら混ぜ合わせます。
- 塩を加え、お好みでマスタードを混ぜ合わせて完成!
5分でできるお手製マヨネーズのレシピ。作り立てのマヨネーズはフレッシュで美味しいですよ!これをドレッシング代わりにサラダにかければヘルシーなダイエットメニューになります。
きのこなどのヘルシー食材と組み合わせて
続いてご紹介するのがきのこのマリネのレシピ。きのこ自体、低カロリーでダイエット向きの食材なのでここにMCTオイルを組み合わせましょう。
- しめじ:100g
- えのき:100g
- エリンギ:100g
- 鷹の爪(種を取り除き小口切り):1/2本
- にんにくのみじん切り:1片
- オリーブオイル:大さじ2
- 酒:大さじ1
- A.レモン果汁:大さじ2
- A.醤油:大さじ1.5
- A.MCTオイル:大さじ2
- A.きび砂糖:小さじ1
- A.鶏ガラスープの素:小さじ1/2
- にんにくとオリーブオイルを熱し、香りが立ったら鷹の爪ときのこ類を入れ炒める。
- 酒をふりかけ、火が通るまで炒める
- ボウルにAの材料を全て入れて混ぜる
- (2)を(3)に入れよく混ぜたら完成
本来、きのこのマリネに使うのはオリーブオイルなのですが、半量をMCTオイルに変えたレシピとなっています。オリーブオイルも非加熱で食べることが多いため、オリーブオイルをMCTオイルに置き換えると無理なく摂取できますよ。
MCTオイル摂取のポイント
最後に、MCTオイルの摂り方のポイントを紹介します。間違った摂り方をしてしまうとMCTオイルの効果が出ませんので気をつけてくださいね。
加熱しない
先ほども紹介しましたが、MCTオイルは加熱に向いていない油です。
「レシピに書いてあるサラダ油やオリーブオイルをMCTオイルにすれば簡単に摂取できるのでは?」と考えてしまいがちですが、MCTオイルは一般的なサラダ油よりも低温で煙が出てしまうので、炒めものなどには使用できません。
そのためMCTオイルは加熱せず、そのまま摂取するようにしましょう。
大量に摂取しない
MCTオイルの1回の摂取量は目安として20g(およそ大さじ1杯)となっています。摂取し過ぎるとお腹が緩くなるなどのトラブルも考えられるので、まずは1日大さじ1杯から始めましょう。
オリーブオイルのようにドレッシング代わりにMCTオイルだけかけてしまうと、過剰摂取に繋がるので気をつけてくださいね。
また、もしMCTオイルのレシピに大さじ1以上の分量が記載されているときは最初からレシピ通りに作るのではなく、まずは大さじ1から始めるようにしてください。
夜の摂取は寝る2〜3時間前に
以上、MCTオイルの効果的な夜の摂り方とレシピをご紹介しました。MCTオイルと言えばバターコーヒーが一番有名で人気のレシピですが、夜に飲んでしまうとカフェインで眠りが浅くなってしまうことも。しかし今回ご紹介したスープやお手製マヨネーズのMCTオイルレシピなら、そんな心配も必要ありません。
ただし、寝る直前の食事は消化にエネルギーを使ってしまい負担になります。また、寝ている間はエネルギー消費自体が減るため、遅くとも寝る2〜3時間前にはMCTオイルの摂取や夕食を済ませるのがポイント。平日夜は自炊するのが面倒でどうしても外食やコンビニに頼りがち・・・という方も、今回紹介したレシピを参考に作り置きスープをストックすれば手間もかかりません。
スープ以外にもお手製マヨネーズやきのこのマリネなどぜひ今回紹介したMCTオイルレシピで、MCTオイルを効果的に摂取してみてくださいね!MCTオイルを効果的に摂取するには、いくつかのポイントがあります。せっかくMCTオイルを試すのであれば、より効果的な方法で試したいですよね
MCTオイル摂取のポイントは加熱しないこと。
MCTオイルは、基本的に加熱はおすすめしていません。その理由は、発煙温度が150℃と低くオイルを使用して揚げたり炒めたりすると、煙が出たり泡立ちが起こるなど危険なためです。サラダやみそ汁などの料理にかける、まぜる形で使用してください。
大量に摂取しない
MCTオイルの1回あたりの摂取量は20g (およそ大さじ1杯)がベストです。その理由としては、MCTオイル自体は高カロリーですし、摂取し過ぎるとお腹が緩くなるなどのトラブルも考えられます。まずは1日で大さじ1杯から始めてみましょう。