MCTオイルの飲み方というとまずバターコーヒーを思い出す人がほとんどでしょう。でも実はMCTオイルはバターコーヒー以外にも様々な飲み物と組み合わせられるんです。
この記事ではコーヒーが苦手な方や妊娠中などでカフェインが摂れない方、牛乳などが飲めない方にもおすすめのMCTオイルと飲み物の組み合わせを紹介します。
目次
MCTオイル、コーヒー以外のおすすめは?
MCTオイルはバターコーヒーダイエットをきっかけに名前を知られるようになったため「コーヒーとセットで飲むもの」と思っている方も多いのではないでしょうか?「コーヒー飲めないから、実践できないな」と思っていたら、それは間違いです!
MCTオイルは無味無臭、さらっとした油っぽくないオイルなので実はさまざまな飲み物と相性抜群なんですよ。しかもMCTオイルを摂取するためにわざわざ特別な飲み物を用意する必要はありません。普段から食事とセットや水分補給などで飲んでいるような身近な飲み物に入れてOK!
コーヒーが苦手やわざわざバターコーヒー用の材料を用意するのは面倒、とMCTオイル生活に踏み切れずにいた方も、この記事で紹介している飲み物との組み合わせならすぐにMCTオイル生活を始められること間違いなしです。
MCTオイルを美味しく飲むおすすめの方法
どんな飲み物と組み合わせる場合でも、MCTオイルを美味しく飲むにはちょっとしたコツがあります。
MCTオイルは無味無臭、さらっとしているとはいえ油です。美味しく飲むために最も大切なのは好みの飲み物に入れた後、十分に混ぜ合わせること。スプーンで混ぜるより、ミルクフォーマーや小さな泡立て器などでかき混ぜる方が、しっかりとMCTオイルが馴染んで美味しく仕上がります。
冷たい飲み物にもプラスできますが、その場合十分混ぜ合わせたらなるべく早く飲み切るのがコツ。時間をかけるとMCTオイルが冷やされて固まってしまい、口当たりが悪くなってしまいます。
できれば温かい飲み物にプラスする方が美味しく楽しめますよ。
お茶もOK!?MCTオイルと合うおすすめの飲み物
植物性ミルク、ハーブティー、お水などMCTオイルと合うおすすめの飲み物を紹介していきますね。
牛乳や豆乳などの植物性ミルクに
MCTオイルは牛乳や豆乳など、コーヒーと合わせるものとの相性は間違いなし!です。冷たいと表面にMCTオイルが溜まってしまうため、温めた牛乳や豆乳に混ぜるとさらに美味しく楽しめます。さらにお好みでシナモンなど体を温めるスパイスを一振りしたり、蜂蜜をちょっと入れたりするのもいいですね。
気分でアレンジしやすいのも、ミルク系の飲み物のメリットです。牛乳などでお腹がゴロゴロしてしまう方は、アーモンドミルクやオーツミルクなどの植物性ミルクにMCTオイルを入れるのもおすすめです。
スーパーでこれら植物性ミルクを選ぶ際は砂糖不使用のものを選ぶの重要。甘みを足すなら後からパルスィートやアガペシロップなどの甘味料を使いましょう。糖質の少ない人工甘味料なら、MCTオイルダイエット中でも比較的安心して摂取できます。
ハーブティーにもぴったり
コーヒーがNGの方の中には、妊娠中などでカフェイン摂取そのものがNGの方もいらっしゃるでしょう。MCTオイルは素早くエネルギーになり、妊娠中でも摂りすぎに注意が必要な糖質を無理なく抑えるのに役立つので、ぜひ摂取して欲しいエネルギー源。
カフェインを避けつつ、MCTオイルを摂取したい・・・そんな時はハーブティーにプラスするのがおすすめです。ハーブティーの多くはカフェインを含まず、気持ちを落ち着けたり、安眠を促したりと体と心にいい効果がいっぱい。ハーブティーには優しい味わいのものが多いですが、MCTオイルは無味無臭なのでハーブの香りも邪魔しません。
MCTオイルを素早くエネルギーとするには、午前中や昼過ぎくらいまでの摂取がおすすめなので、10時のおやつやランチ、3時のおやつなどとセットでMCTオイルをプラスしてみてくださいね。セットのおやつも糖質オフのものを選ぶのを忘れずに。
最近はコンビニで売っているお菓子にも糖質オフを意識したものが多く、パッケージに糖質量が記載されていることもあります。クッキー系やフルーツ系など選択肢も多くて飽きないので、ぜひMCTオイル生活に活用してみてくださいね。
水もおすすめ
なんとMCTオイルは意外にも。水に入れてもOKなんです。もちろん水と油なので分離してしまいますが、ミネラルウォーターのボトルに入れてシェイク、すぐ飲み干す分にはさらっと飲めちゃいます。これもMCTオイルが無味無臭だからできるテクニック。
飲み物からカロリーを摂取するのが嫌な方、飲み物は基本的に水だけという方は試してみてくださいね。運動前や運動後など、吸収のいい飲み物を摂取したい場合にも水はおすすめですよ。
ちょっといいフルーツジュースに
最近コンビニでよく見かける、ちょっとお高いフルーツジュースに足すのもおすすめです。
お高めのフルーツジュースは果肉感が多く、飲みごたえがあるのでMCTオイルの満腹感が長続きする働きと合わせ間食を防げますよ。
ついつい高カロリーなおやつに手を出してしまう方にもおすすめの飲み方です。ジュースの場合も植物性ミルクと同じように、果物100%で砂糖不使用のタイプを選ぶのも大切。おやつにしたり、ランチにちょい足しで賢くMCTオイルを摂取してくださいね。
スポーツドリンクに足して
MCTオイルは長く医療現場で栄養補給に利用されてきた歴史があります。
今も低栄養状態の患者に使用していますし、最近では高齢者の栄養補給としてMCTオイルは注目されています。そのように様々な方面で活用されているMCTオイルは、普段の生活の中でも食欲のない時や風邪を引いた時などにもおすすめです。
風邪をひいているときは食べ物を受け付けなくなる方も、スポーツドリンクにMCTオイルを足すと無理なく栄養補給できるでしょう。そういった時に摂取する場合は、油で気分が悪くならないように普段より少なめ意識してくださいね。
スープ類に入れて
油を飲むのはどうしても抵抗がある人は、味噌汁やコーンスープなど、食事の際の汁物に入れるのがおすすめです。
一口飲む前、その都度かき混ぜればゆっくりいただけますし、食事の汁物は具材などが油分を含んでいるので、油を飲む抵抗も薄まります。インスタントスープに足すだけでOKなので、飲み物に入れるのと同じくらい簡単に実践できますよ。
加糖のジュースはおすすめできない
一つ、MCTオイルダイエット中に避けたい飲み物は加糖のジュース類です。
MCTオイルが効率よく脂肪燃焼するためには、適度な糖質制限が欠かせません。加糖のジュースは見た目以上に糖質を多く含んでおり、ペットボトル1本でどんぶり1杯の白米に匹敵するものも。しかも食事と違い糖質量を意識しにくいので、過剰摂取になりがちです。
「MCTオイルを入れれば大丈夫!」ということもないので、MCTオイルダイエット中は、加糖のジュースは避けるようにしましょう。
おすすめの飲み物に入れてMCTオイルを摂ろう!
一見、毎日摂取するのが難しそうなMCTオイル。完全に無味無臭でサラッとしているので、実はどんな飲み物・食べ物とも相性がいいんです。
コーヒーやお茶類、牛乳や植物性ミルク、フルーツジュースにスムージー、スープ類など、毎日違う飲み物にちょい足しすれば、飽きずにMCTオイルを続けられますよ。