朝大さじ1杯のMCTオイルで一日元気に過ごせる!スポーツ選手も取り入れるエネルギーサイクルの作り方

食事制限を中心としたダイエットに取り組んでいると、最初は効果が出ていたものの、長く続けていくにしたがって、緩やかな体重減少となり、だんだんとダイエットに対するモチベーションが下がることもあるでしょう。このように食事制限のみのダイエットに限界を感じ始めると、やはり「運動が必要だな」と思う方も多いです。

食事制限ダイエットの中でも、最近注目を集める糖質制限ダイエットのひとつであるMCTオイルダイエット。MCTオイルがダイエットに向いている、ということをすでに理解している人も多いでしょう。しかし、そんな健康志向の方の中には、MCTオイルとスポーツと組み合わせた場合に、せっかく消費したカロリーは無駄にはならないのか気になる方も多いはず。今回の記事では、MCTオイルとスポーツの相性について解説していきます。

運動とMCTオイルの関係


特に運動が苦手な方にとっては、どうせつらい運動をするならば「できるだけ効果的に結果を出したい」と思うでしょう。MCTオイルと運動との組み合わせにマイナスなイメージを持つ方もいるでしょうが、実際のところMCTオイルは運動と組み合わせることでどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。

糖質は少量ずつしか消費されない

私たちは、糖質をエネルギー源として日々生活しています。エネルギー源が不足するということは、体にとって飢餓状態であるので、そうならないために常に一定量のエネルギー源を体に蓄えています。体の中には、フルマラソン1回分に相当する糖質を蓄えているとも言われています。

しかし、これらの糖質をエネルギー源として使うには、体の中に存在する糖質の量自体はまだ足りない状態。そのため、体は飢餓状態を作り出さないためにも少しずつしか糖質を消費しようとしません。

糖質ではなく「脂質をエネルギー源にするサイクル作り」が重要

糖質に比べて、体の中に蓄えられた脂質は、フルマラソンでいうと20回分ほどのエネルギー量。MCTオイルを日常的に摂取することで、糖質ではなく体内の脂肪をエネルギー源として使うようになります。その結果、痩せやすい体になるエネルギーサイクルを作り出せるのです。

このように、糖質をエネルギー源としていたサイクルから、体内の脂質をエネルギー源とするサイクルに変えることが、効果的に脂肪燃焼をさせる体を作るために必須となります。

MCTオイルは健康的に「脂質がエネルギー源になる」体を作る

普段の食事において油を摂取がいいことは分かりましたが、油なら何でもいいわけではありません。健康的にダイエットを行うなら、良質な油の摂取は必須です。

中でもMCTオイルは、中鎖脂肪酸が100%含まれた天然成分でできており、摂取すると直接肝臓に届き効率よく分解・吸収される体の代謝を促してくれる万能オイル。糖質ではなく脂質をエネルギー源とする体を作るためには、このMCTオイルの摂取がカギとなります。

スポーツと相性がいい!?特徴をおさらい


MCTオイルや一般的な油にも含まれている脂肪酸は、連なる炭素の数によって、短鎖・中鎖・長鎖の3つに分かれており、長くなればなるほど、分解・吸収などのプロセスが多いため、その分代謝に時間がかかります。中鎖脂肪酸は、倍の炭素数である長鎖脂肪酸が含まれる一般的な油よりも、4〜5倍もエネルギーに変換されやすいと言われています。そのため、その効率的な代謝を生み出す中鎖脂肪酸を100%含んだMCTオイルは、スポーツととても相性がいいのです。

ダイエット向きな自重トレや軽度の筋トレがオススメ!

私たちの体は、強度の高い運動では、エネルギー源として糖質を優先的に使う、という特徴があります。対して強度の低い運動では、体内の脂質がエネルギー源として優先的に活用されます。そのため、自分の体重を負荷として利用する筋トレ『自重トレーニング』や軽度の筋トレなどと、MCTオイルの摂取をあわせて取り入れることがオススメです。これならスポーツが苦手な方でも自宅でできる範囲のものなので、継続しやすいですね。

ミトコンドリアを増やし、効率よく脂肪を燃やす

また、MCTオイルは筋肉中のミトコンドリアを増やす、という特長も持っています。ミトコンドリア自体は、脂肪を燃焼させエネルギーを生み出すという性質を持っているため、このミトコンドリアをいかに増やすかが、体内の脂肪を効率よくエネルギー源に変換する重要なポイントとなります。

MCTオイルは筋肉量も増やす!?


MCTオイルを摂取することで、筋肉量が増えることも研究で明らかになってきています。

筋トレすると筋肉は分解される

通常、体は筋トレなどの運動をすることで、筋肉の繊維を破壊し、その壊れた筋肉を自力で修復させようという力が働きます。このように合成と分解を繰り返すことで、より強い筋肉を作り出すことができるのです。そこで、これらの運動にあわせてMCTオイルの摂取も積極的に行うことで、MCTオイルが筋肉を合成する力を高めてくれます

運動前後の摂取もOK!?MCTオイルは筋肉の合成をサポートし、引き締まった体にしてくれる!

とくに筋肉の分解が進みやすいトレーニング直後は、できるだけ早く体に栄養補給をしてあげることが大切です。そこで、スポーツとあわせてMCTオイルを摂ることを習慣化することがオススメ。無駄なタンパク質の分解を防ぎ、効率よく体脂肪の燃焼を促し、結果的に引き締まった体作りにつながるのです。

最適な摂取方法は?


ここからは、MCTオイルを効果的に摂り入れるために、知っておきたい特長と飲むタイミングについてみていきます。

脂肪燃焼に最も効果があるのは朝の摂取

MCTオイルを1日の中でいつ飲むのか、を意識することもとても大事です。MCTオイルは、摂取後に肝臓に直接届き分解が始まり、素早くエネルギーに変えてくれるという特長から、朝や午前中の摂取がオススメです。脂肪燃焼を促しやすい時間帯の摂取を心がけて、これから始めるダイエットの効果をMCTオイルを摂取することで加速させましょう。

摂取量は「朝大さじ1杯」

MCTオイルは、加熱調理に向かない、という大きな特長を持っています。そのため、効果的に摂取する方法は、できあがったお好みの料理やドリンクに、仕上げとしてさっとかけるだけ。まずは、朝大さじ1杯のMCTオイル摂取を目指して、毎日の食事に積極的に摂り入れてみましょう。

一日中脂肪が燃えやすいエネルギーサイクルを作ろう!

MCTオイルを、朝大さじ1杯摂取することを心がけることで、誰でも簡単に、朝から脂肪をエネルギー源としたエネルギーサイクルを作り出すことができます。体脂肪を効率的に燃やす体を作るには、MCTオイルを飲むタイミングと毎日継続すること、がポイントです。

現役のスポーツ選手も注目する食事法で脂質のエネルギーサイクルを体に作り出そう

現役のスポーツ選手もトレーニングと組み合わせて摂り入れているほど、その効果に注目が集まるMCTオイルを摂り入れた食事法。MCTオイルの継続的な摂取で、持久力がアップしたり、疲労回復に貢献するなど、様々なメリットが明らかになりはじめています。

普段運動をしない方が強度の高い筋トレを行ったり、食べることが好きな方が無理な食事制限を行ったりすることは、ダイエットの失敗を招く要因となります。まずは、自分でも習慣化できる適度な運動に加えて、MCTオイルを気軽に毎日の食事に摂り入れるところから始めてみましょう。

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