MCTオイルってどんなもの？効果を知って正しく取り入れよう！

糖質制限ダイエットの流行で注目されている「MCTオイル」。ダイエットや健康に効果があることはなんとなく知っていても実際にどういう効果があり、なぜダイエットに効果的なのか正しく知っていますか？
この記事ではMCTオイルとは何？という基本的な知識からダイエット効果、それ以外にもMCTオイルが持つ健康効果やMCTオイルの選び方まで「MCTオイルを始めたい！」という方向けの情報紹介します。

MCTオイルって何？その効果は？

MCTオイルのMCTとはMedium-Chain Triglycerideの略。日本語では中鎖脂肪酸と言います。MCTオイルはココナッツなどから抽出された中鎖脂肪酸100%のオイルです。
私たちが食事などから日常的に摂取している油の多くは長鎖脂肪酸fです。もちろんこれらも体にとって必要な栄養を含んでいますが、分解が遅く体に脂肪として蓄積されやすいという、ダイエットには不向きな面も持っています。

MCTオイルの成分である中鎖脂肪酸は分解が早いため素早くエネルギーになる、脂肪として蓄積されにくいといった効果を持っています。
MCTオイルは肝臓に直接取り込まれて代謝され、そのスピードは長鎖脂肪酸の4倍ともいわれています。

素早くエネルギーになることでダイエットへの効果が見込めるのはもちろん、古くから医療現場で手術後や腎臓病患者の栄養補給などにも使われてきました。
一般に広くMCTオイルの名前や効果が知られてきたのは最近のことですが、実は古くから実績のある安心して取り入れられるオイルなんですよ。

MCTオイルって何がいいの？糖質制限ダイエットで注目！

しかし中鎖脂肪酸100%で、脂肪として蓄積されにくいとはいえMCTオイルは油です。「摂り過ぎたら逆に太ったりしないの？」と心配になるでしょう。

確かに、通常の食事に加えてMCTオイルを摂っていてはダイエット効果は見込めません。MCTオイルを取り入れてダイエット効果を出すには、同時に糖質制限を行うことが重要なのです。

MCTオイルがダイエットに効果があるとして注目されたきっかけとなったのが『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』（デイヴ・アスプリー 著、栗原百代 翻訳）という本です。この本に登場する完全無欠コーヒー（いわゆるバターコーヒー）に使われているのがMCTオイル。
多くの人が好むコーヒーを使って、手軽にできるできるダイエットということで、バターコーヒーは一躍人気になりました。

バターコーヒーはその名の通り、バターとMCTオイルを入れたコーヒーです。バターとコーヒーにもそれぞれ期待される効果がありますが、MCTオイルの効果としては以下が挙げられます。

1.脂肪燃焼効果

前述の通り、摂取してすぐにエネルギーになるので脂肪が蓄積されにくくなります。それにより元々体内にある脂肪の燃焼効果も期待できます。

2.痩せやすい体質に変える効果

バターコーヒーとしてMCTオイルを取り入れることで、体内の糖質量を減らすことにつながります。体内の糖質が減少すると、脂肪をエネルギーとして使うケトン体回路を働きが活発になります。MCTオイルはケトン体回路を効率よく働かせ、痩せやすい体質に変える効果が期待できます。

3.ダイエットにつきものの停滞期が起きにくい

糖質は体にとって重要なエネルギーです。糖質制限をして体内の糖質が減少すると、脳が飢餓状態になり体重が減りにくくなります。しかしMCTオイルは脳がエネルギーとして認識することで停滞期を起きにくくする効果も期待できます。

MCTオイルを使ったダイエットは糖質制限とセットで行うことで効果を発揮すると覚えておきましょう。しかし糖質を厳しく制限する必要はありません。ご飯をお茶碗の半分にするなどのゆるい糖質制限と組み合わせるだけでも、十分ダイエット効果が得られるでしょう。

MCTオイルってどんな効果があるの？すごい健康効果！

MCTオイルのダイエット効果についてはお分かりいただけたでしょうか。しかしMCTオイルはダイエット以外にもすごい健康効果をいくつも持っているといわれています。

1.腸内環境を整える効果

良質な植物性オイルであるMCTオイルは、腸内環境を整える効果も発揮します。腸内環境の乱れは、それだけでもダイエット効果を半減させてしまいます。MCTオイルを定期的に摂取することで、便秘の解消や腸内環境を整える効果が期待できますよ。

2.脳のエネルギーになる

MCTオイルの摂取によって生み出されるケトン体は脳のエネルギーとして働きます。本来、脳のエネルギーとして使われるのはブドウ糖です。これをうまく使えないことで起きるアルツハイマーや認知症の予防効果もあると近年の研究でわかってきています。
また、MCTオイルを脳のエネルギーとして使用する場合、ブドウ糖を摂取すると起きる頭がボーッとする感覚も起きにくく、集中力アップ効果も得られると言われています。

3.持久力が必要なスポーツの栄養補給に

MCTオイルは疲労の原因である乳酸の蓄積を抑える効果もあるといわれています。また、脂肪をエネルギーとして活用する働きがあることで、マラソンなどの持久力が求められるスポーツをする際にエネルギー不足を起きにくくする効果も期待できるそうです。

MCTオイルはあくまで食品です。摂取し始めてすぐに効果を実感できるものではありません。大切なのは続けること。毎日MCTオイルを摂り続けることで、徐々にその効果を実感できるはずですよ。

MCTオイルの選び方

バターコーヒーブームもあり、MCTオイルはスーパーやネット通販で気軽に購入できるようになりました。その分種類も増え「どれを買えばいいの？」と迷う方もいるでしょう。
しっかりとMCTオイルの効果を実感するために、選び方はとても重要です。必ず押さえておきたい、MCTオイル選びのポイントは2つ。

1.中鎖脂肪酸100%のものを選ぶ

MCTオイルの多くは中鎖脂肪酸100%のものですが、中には違うオイルを混ぜているものもあります。中鎖脂肪酸100%のMCTオイルでないと、効果は半減してしまうでしょう。MCTオイルを購入する際は成分表示をしっかりとチェックし、中鎖脂肪酸100%のMCTオイルを選びましょう。

2.ココナッツ由来のものを選ぶ

MCTオイルにはココナッツ由来のもののほか、アブラヤシ由来のものもあります。ココナッツ由来のMCTオイルの方が酸化しにくいなどのメリットがあるので、ぜひココナッツ由来のMCTオイルを選ぶことをおすすめします。

おすすめのMCTオイル

上の条件を満たすおすすめのMCTオイルは「Laurin MCTオイル」です。
ココナッツキュア株式会社というココナッツオイルを専門に取り扱う会社が作っているMCTオイルで、なんと自社農園まで所持し品質に徹底的にこだわっています。

Laurin MCTオイルの特徴は配合バランス。長鎖脂肪酸をメーカー独自の設計で配合することで、MCTオイルの効果はそのままにさらに腹持ちがよくなっています。
他にもフィリピン産ココナッツを100%使用、世界基準の安全基準を満たしているなど初めての方にも他のMCTオイルを使ったことがある方にも、自信をもっておすすめできるMCTオイルです。

効果を実感！手軽にできるおすすめレシピ

MCTオイルは色、味、香りがほとんどなくさらっとしているのが特徴です。バターコーヒーをはじめ、様々な料理に取り入れられます。
ここではMCTオイルを効果的に摂取でき、続けやすい簡単レシピを紹介します。

MCTオイルのおすすめレシピ

1.バターコーヒー

MCTオイルを始めるなら、やはり一度は試してみたいのがバターコーヒーですね。コーヒーに無塩バター（牧草のみ食べる牛で作られたバターのグラスフェッドバターがベスト）とMCTオイルを入れて混ぜるだけと、簡単に作れるのも魅力です。
※グラスフェッドバターは、『ギー』という商品が有名です。コストコなどで販売されています。
カフェオレのような感覚でまろやかな口当たりで、MCTオイルやバターからくる油っぽさは全くありません。バターコーヒーの場合、取り入れるのは朝の時間帯がおすすめです。朝食に置き換えることで、午前中の集中力を高めてくれる効果もありますよ。

2.ヨーグルトに混ぜて

ヨーグルトに混ぜるのもおすすめです。MCTオイルだけを混ぜてもいいですし、お好みで蜂蜜などをちょっと足しても食べやすくなります。糖質制限ダイエットで便秘気味な時などにも効果的です。食事前のタイミングでMCTオイルの入ったヨーグルトを食べれば、満腹感で食べ過ぎを防ぐ効果も期待でき、一石二鳥です。

3.自家製ドレッシングに

オリーブオイルなどの代わりに、自家製ドレッシングのベース的な使い方にもMCTオイルは活躍します。色も味や香りもほぼないので、どんな味わいのドレッシングとも相性抜群です。MCTオイルを使ったドレッシングで野菜を食べれば、糖質制限ダイエットで不足しがちになる食物繊維も摂取できてさらに効果的ですね。

4.味噌汁やスープにかけて

味噌汁やスープにちょい足しする方法もおすすめです。「お昼はいつもコンビニで・・・」という方でも、いつもの昼食にカップの味噌汁やスープを足すだけで、効率よくMCTオイルを摂取できます。

他にもプロテインに混ぜる、スムージーに入れるなどMCTオイルを効果的に摂取する方法は様々です。工夫次第でどんな料理にもアレンジできるでしょう。
MCTオイルは毎日摂取してこそ効果を発揮します。手軽に続けられる自分に合った方法を見つけてくださいね。

摂取時の注意

手軽に取り入れられるMCTオイルですが、効果を半減させないために押さえておきたいポイントがいくつかあります。

1.加熱しない

MCTオイルは発煙点が160度と低く、加熱するとすぐに煙を発したり泡立ってしまう危険があります。温かい食べ物や飲み物にかけたり混ぜたりするのは問題ないので、MCTオイルは調理後に追加するようにしましょう。

2.一度に大量に摂取しすぎない

MCTオイルを摂取し始めたばかりの時は、一度に大量に摂取すると消化器への刺激になり、お腹が緩くなってしまう場合があります。
MCTオイルは、いきなり大量に摂取すれば早く効果が見込めるものではありません。最初は小さじ1程度から始めてみましょう。

油ものを摂ると下痢など消化器の不調を起こしやすい、もたれやすい方はヨーグルトなどの乳製品と一緒に摂取するのが効果的です。
MCTオイルが乳化されることで、刺激を押さえて摂取できますよ。

健康的な体を手に入れよう！

MCTオイルはダイエット以外にも様々な健康効果が期待できます。
MCTオイルをどのくらいの期間摂取すればいいか、摂取開始後いつから効果が感じられるのかには個人差がありますが、ゆるい糖質制限とセットで続けることで効果が期待できるでしょう。

きつい食事制限なしに健康的にダイエットしたい、MCTオイルはそんな方にこそ効果的です。ぜひ毎日の食生活にMCTオイルを取り入れてみてくださいね。

高品質なMCTオイルといえばコレ！

長く摂取する上で、MCTオイルの品質は重要ですよね。「Laurin MCTオイル」はココナッツオイルを専門に取り扱う会社が作ったMCTオイル。

自社農園を所持し、フィリピン産ココナッツ100%使用。原料から生産までこだわり抜いた高品質なMCTオイルです。Laurin MCTオイルはメーカー独自の設計で長鎖脂肪酸を配合。MCTオイルの効果はそのままにさらに腹持ちがよくなっています。まさに朝の摂取で効果が見込めるバターコーヒーにぴったりのMCTオイルです。
他のMCTオイルを使ったことがある方にも、自信をもっておすすめできるMCTオイルです。